小田急の通勤車両といえば青いラインがおなじみですが、そのイメージを覆すような真っ赤なカラーリングの編成があります。これは箱根登山鉄道へ乗り入れる小田急1000形の編成で、小田原から箱根湯本の間で運用されています(以前は新松田から箱根湯本)。提携する箱根登山鉄道(とさらに姉妹関係にあるスイスの山岳鉄道レーティッシュ鉄道)のイメージカラーで「ベルニナ塗装」「レーティッシュカラー」の愛称でも知られています。ときどき海老名の車両基地でお休みしている姿も見かけますね。ちなみに赤いからといって“3倍”速い特別車両などではなく各駅停車の運用です。
なお小田急と箱根登山鉄道は軌間が異なるため、かつては小田原から箱根湯本の間は相互に乗り入れるための三線軌条が有名でしたが、2006年からは廃止されて小田急のみの運用となっています。
Bトレインショーティのモデルはしばらく在庫切れが続いていましたが、2015年12月現在再生産品が店頭に並んでいるようです。。
ちょっと珍しい真っ赤な小田急車両のご紹介でした。それでは、また。
カテゴリ:[Bトレインショーティー ]
著者:鉄道模型部 編集部