Nゲージのレイアウトを作っていると、建物や標識、電柱など色々な製品が販売されていますが、ひとつづつ買い集めてゆくのもなかなか大変です。そこで、てつもぶ(※)部員Iが制作しているレイアウトに、「カーブミラー」を設置しようと、これを自作してみました!
※鉄道模型部を略して「てつもぶ」と呼んでいます。
材料
- プレミアムうまい棒 明太子味
- 0.2mmプラシート
- 楽しい工作シリーズ No.173 プラ材1mm角棒10本入(70173)
- 真鍮線 φ0.5mm (長さ200mm) 6本入 (LT0063)
- ニチバン 両面テープ ナイスタック 一般タイプ 15mm NW-15 大巻
作り方
うまい棒の袋を洗い、「穴あけパンチ」で穴を開けます。自宅にあった穴あけパンチは直径6mmの穴が開けられるため、6mm 1/150で実物では直径900mm(90cm)です。本物のカーブミラーを作っているゴコウ株式会社さまのサイトにもありますが、カーブミラーは直径600mm、800mm、1000mmの3種類の大きさが決められているとのことですので、ほぼスケール通りになります!
しかし、うまい棒の袋をそのまま穴あけパンチで穴を開けると、綺麗に穴があきません。そこで、0.2mmのプラシートに薄手の両面テープを貼り、うまい棒の袋を貼ってから穴を開けたら綺麗にあきました!
次に0.2mmのプラシートを1mmほどの帯にし、これをミラー上部のヒサシ(フード)にします。曲げ癖をつけてから接着剤で固定しています。
次に支柱を真鍮棒から作ります。といっても切るだけ(笑)25mm(2.5cm)にしています。カーブミラーの裏面には、1mmのプラ棒を5mmほどの長さで貼っておき、支柱の取り付け金具を再現します。ミラー本体と真鍮棒を瞬間接着剤で固定しますが、ちょっとうつむき加減に接着すれば、ほら!誰がなんと言おうと「カーブミラー」です!
塗装はオレンジにしてしまえばOK。オススメはMr.カラー C58 黄橙色です。私は踏切などの警戒色はいつもこれで塗装しています。この色は本来、零戦などの翼に塗ってある黄色い「敵味方識別色」なのです。ひこうきのプラモデルも大好きなので、こういった色が充実しているのであります(笑)
さぁ、あとはカーブミラーをささっと筆で塗装すれば…。完成です!
おっと、忘れていました。支柱の最上部ですが、本物は(多分)鉄パイプを切っているため、白いキャップがしてありますので、つや消しの白でちょこんと塗っておきましょう。(設置してから気が付きました)
完成!
ミラーの支柱には「注意」と書かれたプレートが必要なのですが、まだ作っていません(笑)このカーブミラーは、うまい棒(プレミアム)を食べていて思いつき、あっという間に完成しました!構想5分、作業15分です!
ちょっとした工作で作ったアクセサリーですが、レイアウトやジオラマがとても「生きて」きますよね!自作カーブミラーを設置した超小型レイアウトの製作記もお楽しみに!
それではまた。
カテゴリ:[レイアウト/ジオラマ ]
著者:鉄道模型部 編集部