鉄道模型部の近くにありながらなかなか訪れる機会のなかった京王れーるランドに初めて行ってきました。通常営業は水曜休みですが、たまたま訪れた日が祝日であったため営業していました。同施設は京王電鉄開業100周年の記念事業として2013年10月にリニューアルオープンし、鉄道の世界を楽しめる屋内施設と京王資料館などに保存されていた車両を集めた屋外展示施設があります。展示の多くはファミリーで楽しむためのアトラクションとなっていますが、状態の良い実車を間近で見られるため鉄道模型製作の参考にもなります。

京王れーるランドは京王線の多摩動物公園駅前にあります。高幡不動から京王動物園線で向かうか多摩モノレールで行きます。

京王れーるランド正面です。屋内展示と車両展示場があります。今回の目当ては京王線と井の頭線の保存車両です。

屋外展示場は屋根付きで5両並んでいます。左から6000系、井の頭線の3000系、5000系、2010系、2400系です。

2400形デハ2410は昔はこの場所で雨ざらしで展示されていましたが、とても綺麗な状態で保存されています。

いくつかの車両は内部も見学できます。エアコンが追加されているので冬の時期でも快適です。写真は2010系の車内です。懐かしい雰囲気ですね。

扇風機に京王帝都電鉄ロゴが!

5000系はいかにも京王線というイメージですね、全国の地方鉄道に譲渡されて現役で活躍している車両もあります。

屋内施設の方は運転シミュレータやバス展示など多くのアトラクション、HOの走行レイアウトなどがあります。親子連れで楽しめる施設ですね。

階段の踊り場に京王電鉄社員がクラフト紙で作成したGゲージの車両が展示されています。1編成作るのに1年かかったという労作です。
なお、同施設のミュージアムショップでは京王線や井の頭線のNゲージモデルなどが販売されています。特にBトレインの品揃えが豊富なのでレインボーカラーの井の頭線3000系を揃えたいという人は訪れる価値があるかもしれません。
詳細情報
| 開館時間 |
9:30~17:30
※17:00 最終入館 |
| 休館日 |
水曜日・年末年始
※水曜日が祝日の場合は翌日 |
| 入館料 |
250円(3歳以上)
※別途料金が発生するコンテンツあり |
カテゴリ:[
鉄道写真 ]
著者:
鉄道模型部 編集部