【津川洋行】鉄道模型部のアイドル!極小SLコッペルくん

くびき野レールパークのイベントが2015年も10月25日(土)、26日(日)に開催されますが、同資料館の車庫にも静態保存されている明治生まれの輸入蒸気機関車「コッペル」のNゲージモデルを紹介します。津川洋行から販売されているのは有田鉄道のコッペル1号機(くびき野レールパークは2号機)をモデルにした全長3センチにも満たない小さな機関車です。実際のサイズ感を身近にあるものと比べると、そうですね…500円硬貨の上に乗る大きさです。ですが、このサイズでも立派なスケールモデルですので、線路の上をロッドを回しながらシャカシャカと疾走します。

津川洋行のコッペル君は現在2種類

※2017/2/8追記

有田鉄道 コッペル1号機(14035)と宮崎交通 株式会社 鉄道部 コッペル1号機 (14037)が半張されています。鉄道模型部に所属するコッペル君は品番14034の有田鉄道仕様です。(なお、品番14036はコッペルくんの動力ユニットなのです)

それではコッペルくんをご紹介します!

有田鉄道 コッペル1号機

津川洋行のコッペル1号機です。こんなに小さくてもきちんと走ります。

コッペル1号機の後ろ姿

後ろから見たコッペルさん。実車はレールの規格が低い軽便鉄道で活躍しました。

コッペル

こんな小さくてもきちんと走る鉄道模型部のマスコット、コッペルくんです!

我々が勝手に「コッペルくん」と呼んでいるこの機関車は非常に小型のモーターを搭載しています。走行させる際にはパワーパックの電圧をあまり上げすぎないなどの配慮が要りますが、小さなレイアウトも可愛らしく走るので、今では鉄道模型部のマスコット的な存在です。

コッペルが牽引するハフ1形

適当な古典客車がないので、銚子電鉄のハフ1形客車を牽引します。こちらも津川洋行製品です。

コッペルが牽引するハフ1形、ハフ2形

小さな古典客車よりもさらに小さな蒸気機関車、メルヘンな感じです。

くびき野レールパーク、頚城鉄道、コッペル

くびき野レールパークに静態展示されているコッペルの実車です。2014年に撮影したものです。

くびき野レールパーク、頚城鉄道、コッペル、軽便鉄道

ボイラーの内部も見学させてもらいました。模型は指先に乗りますが、さすがに本物は鉄の塊です。

 


カテゴリ:[車両 ]
著者:鉄道模型部 編集部
  

検索