【新製品】旧型国電の茶色い荷物電車KATO クモニ13が入線

先週、KATO(関水金属)から発売された「クモハ12 50 鶴見線(品番4964)」が入線したばかりですが、なんと新たに旧型国電の荷物電車「クモニ13(品番4969)」が鉄道模型部の仲間に加わりました。非常にレトロな旧型電車ですが、新聞の夕刊などを輸送する荷物車として国鉄末期の昭和50年代まで山手線、中央線、横浜線などで活躍しました。当時でもなかなか目にすることのないレアな車両ですが、現在40歳より上の世代ではその姿を記憶している人も多いのではないでしょうか。

当時の横浜線では同じ茶色の72形電車の東神奈川寄りの先頭に連結されて走っていたはずです。国鉄原町田駅(現在のJR町田駅)で茶色い国電を見た記憶はうっすらとあるので、もしかしたら現役時代に出会っていたかもしれません。

模型自体はクモハ12と同様にKATOらしい繊細で的確なフォルムで、引っ込んだドア部分や窓の柵など一目で荷物車とわかる素晴らしい製品です。貫通扉の手すりも最初から取り付け済みなのは嬉しいです。静かにゆっくりと走り出す姿もノスタルジーを感じさせます。

KATO クモニ13、荷物電車

到着した直後に撮影したのでまだジャンパ栓などは装着していませんが、非常に繊細な表現でため息が漏れます。

KATO クモニ13、荷物電車

横浜線をイメージするならパンタグラフがない東神奈川寄り側が先頭になります。

KATO クモニ13、荷物電車

ミニジオラマケースに置いてみたところ。旧型国電らしい素晴らしい車体です。荷物車ならではの窓の柵表現も良いですね。

そうなると72形電車と連結して走らせたくなりますが、今のところグリーンマックス製品のジャンク品を整備途中で留置したままです。早く完成させないといけませんね。それでは、また。


カテゴリ:[車両 ]
著者:鉄道模型部 編集部
  

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