【KATO】小型蒸気機関車C12の完成度がすごい

国鉄の本線用蒸気機関車としては最小サイズとなるタンク式機関車「C12」がKATO(関水金属)より販売されています。同社が2014年に発売した小型のテンダー式機関車C56と共通の部品が多いのですが、随所に新機構が取り入れられた意欲的なモデルとなっています。

模型としてもサイズがとても小さく、TOMIXのC140ミニカーブレールでもスイスイと走ります。コンパクトなレイアウトにとてもよく似合うと思います。大変な人気商品で発売後すぐに売り切れてしまい、中古価格もプレミアがついたりしていますが、この調子であれば再販されることもあるかもしれませんので気長に待ちたいところです。

実車の現役時代はさすがに見たことがありませんが、各地のローカル線を中心に入れ替え作業などで活躍したということです。弊社の近場では相模鉄道(現在のJR相模線)でも2両が導入されていたとの古い記録が残っています。現在は栃木〜茨城を結ぶ真岡鐵道で66号機が動態保存されているほか、大井川鐵道の静態保存されたC12の実車が新金谷駅構内にいますので、イベントなどでは近くで見ることができます。

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小型蒸気機関車の決定版となりそうなモデルです。先輪や従輪からも集電するという独自機構を採用して、走りはとてもスムースです。

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後部のライトもちゃんと光ります。C12は後ろ向きで走るシーンも多かったといいますので、嬉しいギミックです。

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小編成の貨物牽引がよく似合います。C12に合わせてワ12000、トラ55000、タム500といった小型貨車も発売されました。

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12系客車を引かせると、なんちゃって若桜鉄道の雰囲気が楽しめます。実車も営業運転を開始してほしいですね。

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KATOの名作「C11」(1/140スケール前後)と並べるとC12(1/150)の小ささがわかります。どちらが正解ということはありませんが、技術の進歩を感じます。


カテゴリ:[車両 ]
著者:鉄道模型部 編集部