【NEWS】Nゲージ生誕50周年製品「愛蔵版C50形」をKATOが発表

KATO(関水金属)から2016年4月の発売予定品ポスターが発表され、その中でNゲージ生誕50周年製品として「愛蔵版C50形蒸気機関車」がラインアップされています。C50は1965年に同社が最初に発売したNゲージ製品として知られ、その後何度かリニューアルを繰り返して現在に至っています。てつもぶ(鉄道模型部)所蔵機はおそらく2005年以降に再生産された標準デフ付き(品番:2001-1)ですが、今回の発表ではデフなしのC50前期形をモデルにすると書かれています。また、愛蔵版では50周年記念のDVDや小冊子、当時のパッケージが再現されるなど、鉄道模型ファンに嬉しい豪華仕様となっています。

「最先端の技術で復刻した記念商品」と書かれていますので、金型やモーターなどの動力機構に変更があるのかわかりませんが、大変期待できる製品ではないかと思います。以前の製品はテンダー集電でモーターも大きめで1/140と少しオーバースケールでしたが、最近のC56、C12のような小型のコアレスモーターを採用していただければファインスケールの実現も不可能ではないと思います。参考までに、てつもぶ所有のC50形をご紹介します。

KATOの名機C50形(デフ付き)です。古い設計ですが、いま見ても素晴らしいプロポーションです。

KATOの名機C50形(デフ付き)です。古い設計ですが、いま見ても素晴らしいプロポーションです。なお、ライトは点灯しないタイプです。

KATOの名機C50形(デフ付き)

後ろから見てもなかなか格好良いです。キャブの中のモーターが見えてしまうのは現在の水準から見ると多少気になります。

KATOの名機C50形(デフ付き)

真横から。初期ロットではテンダーから上側に伸びる集電のリード線が少し気になります。下側に垂らす改造方法もあるようですが、現状はそのままにしています。先輪を交換しましたが、走行は現在でもスムースで問題はありません。

そしてC50といえば、ダブルルーフの旧型客車オハ31系がよく似合います。今回の発表ではオハ32000の4両セット(品番:10-1344)も同時に発売予定ですので昭和初期の編成を再現できるようになっています。ポスターでは「輪芯が抜けたスポーク車輪」となっていますが、それ以外にも改良があるのか楽しみにしています。

KATOのC50形といえばオハ31系の客車が似合います。

KATOのC50形といえばオハ31系の客車が似合います。今回はオハ32000の4両セット(品番:10-1344)も同時に発売予定です。

 


カテゴリ:[ニュース ]
著者:鉄道模型部 編集部
  

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