KATO(関水金属)のNゲージ新製品「クモハ12 50鶴見線」が鉄道模型部に到着しました。久しぶりの新規入線で舞い上がってますが、ファーストインプレッションをお届けします。実車のクモハ12は、都心からほど近い鶴見線の大川支線(武蔵白石駅~大川間の区間運転)に最後まで残っていた17メートル級の旧型国電で、JRになった後もなんと1996年3月まで現役だったという伝説の車両です。
チョコレート色(国鉄ではぶどう色と呼称します)の通勤車両は最近の新性能電車に比べると大変地味に感じるかもしれませんが、戦前に作られただけあって全面リベット打ちの重厚な外観です。昔がよかったとはいいませんが、首都圏からほとんど姿を消した旧型国電にはなんともいえない魅力を感じます。
KATOさんらしい大変精密な造形で、届いたものを眺めている打ちに嬉しくなってすぐに撮影してしまいました。ちなみに、同時期にイエローの101系鶴見線も販売されていますが、こちらは予算の都合上見送りです…。現在大変人気の製品なので、鶴見線や旧型国電に思い入れがある人は早めに手に入れることをおすすめします。
カテゴリ:[車両 ]
著者:鉄道模型部 編集部