箱根登山鉄道モハ2形(鉄コレ)待望の再販!

箱根登山鉄道モハ2形は、以前「鉄道コレクション」で発売されていたものの、現在では入手が難しくなっていました。が、2019年6月1日に箱根登山鉄道「箱根湯本〜強羅間」が開業100周年となるのを記念して、箱根登山鉄道モハ2形(111+112)2両セットが発売されました!

箱根登山鉄道モハ2形(111+112) 鉄コレ

鉄道コレクション、根登山鉄道モハ2形(111+112)のパッケージ
鉄道コレクション、根登山鉄道モハ2形(111+112)のパッケージ。車体色がパッケージデザインに活かされています!

鉄道コレクション(鉄コレ)の箱根登山鉄道電車は2013年4月以来、6年ぶりで、入手は難しくなっていました。はるか昔、グリーンマックスからもキットが発売されていて、当時たくさん作ったものです…。今回、箱根登山鉄道開業100周年に合わせて登場したのは111と112。1991年に引退した車両です。パッケージデザインは車両のカラーリングを活かしており、どことなく「てつもぶFacebookページ」の「いいね!記念写真」に似ている気がします(笑)なお、このカラーリングが「ロマンスカーに似てない?」と思ったあなたはするどい!昭和32年頃に小田急電鉄の特急ロマンスカー3000形 SE車の塗装に合わせて、このカラーリングになったのです。

雰囲気満点のザ・箱根登山鉄道!

鉄道コレクションも進化を続けていて、以前より塗装や印刷もきれいになった印象があります。パンタグラフは別売りのパンタグラフPT4811N 2個入に換装したいところ。台車はシュリーレン板台枠台車を再現していてそのままでも素晴らしい出来。なお走行には 鉄コレ 動力ユニット 14m級用C TM-22走行用パーツセット TT-03Rが必要です。

鉄道コレクション、根登山鉄道モハ2形(111+112)、2両編成
素晴らしい完成度です!2両編成もよいですが、1両で走る姿も素敵ですよね。はやく走らせたいものです。そして、ついに「箱根登山鉄道レイアウト」に着手でしょうか!
鉄道コレクション、根登山鉄道モハ2形(111+112)の屋根機器
完成度の高い屋根。しかし、屋根と床下機器については、他車両の流用なのか、実車とは異なる旨がパッケージに記載されています。

セットはモハ2形 111号とモハ2形 112号の2両となっています。2両編成で楽しむのも良いですが、1両だけでかわいく楽しむのも素敵ですよね。細かいモールドで再現された屋根と床下機器は、実車とは異なる旨が記載されているものの、完成度は高く、鉄コレの進化が伝わってきます。

箱根へ登山鉄道に乗りに行きませんか?

鉄道コレクション、根登山鉄道モハ2形(111+112)。撮影用ジオラマにて撮影。
「あじさい」が咲いていれば完璧ですね!
何故か複線なので、スイッチバックだと思っていただければ幸いです(笑)

箱根登山鉄道といえば、この「かたち、顔」である「モハ1形、2形、3形」を想像する方も多いかと思います。しかし2019年6月19日現在、モハ1形が103号+107号、104号+106号の4両2編成、モハ2形は108号 1両と少なくなっていて、その引退も間近であることは間違いありません。

あじさいの咲くこの季節、ぜひ箱根で登山鉄道に乗ってみませんか!


カテゴリ:[車両 ]
著者:鉄道模型部 編集部
  

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