Bトレイン用ミニレイアウト紹介!(1/3)

鉄道模型で過去に作成したBトレイン用ミニレイアウト4をご紹介致します。たびたび写真は公開しておりますが、全貌公開は初となります!

女子高校生が踏切をまっている情景。電柱や雑草などの作り込みにもご注目。

このミニレイアウト以下のコンセプトで2014年ごろ作成したものです。

  • Bトレイン用
  • 反対側を見えないようにする!
  • トランクに格納可能(後日ご紹介!)
  • あえて駅は作らない
  • 写真撮影をしやすくする
  • テーマは小田急線、西武池袋線沿線

あえて駅を作らなかったのは、駅を作るとどうしても道路などの動線を考える必要があり、小さなスペースでは「駅の周りを回っている」ように見えてしまうからです。それではミニレイアウトを御覧ください!

ミニレイアウト4の全景です。大きさはB4サイズより奥行方向を3cm程度縮めた36cm × 23cmほど。レールは半径103mmのスーパーミニカーブレールC103を使用。

トランクに収納して持ち歩くため、B4サイズ(364mm×257mm)では収まらず、上下を削って364mm × 230mmほどにしています。レールはTOMIXから発売されている半径103mmのスーパーミニカーブレールC103で、手前と奥の直線区間がボードギリギリですが、なんとか収まりました。ちなみにベースは100均ダイソーのコルクボードで、枠を切断し接合、厚紙などで大地をフラットにしています。

あまり公開したことのない、奥側俯瞰。踏切は写真奥になります。空いたスペースにはプラ板で自作した看板を設置。

前述のとおり、駅を作らないと決めたことにより、緑の多い住宅街を再現しやすくなりました。こちら側は「線路沿いにある謎の空き地」と「線路沿いの看板」、そして「うまい棒で作るカーブミラー」が見どころとなっております(笑)看板は1mmのプラ棒を組んでフレームを作り、裏側には真鍮棒をクロス状に接着しています。なお、信号機、鉄路柵(コンクリート)はグリーンマックスのキットを塗装、加工して設置しました。

住宅街の反対側は公園とし、目線を下げれば走行中の「反対側」は見えないように工夫しています。

住宅街の反対側には公園を設け、小さなエンドレスですが、反対側のレールを走る車両が見えないように工夫しています。このためアップで写真を撮ったり、目線を下げれば「妙に大きなレイアウト」に見えるのです!また、道路は線路と一緒に一周してしまうと、単調になるため、公園の先で「行き止まり」にしています。ちなみに公園は「ねこさん公園」で、自販機もあります。

踏切のある住宅街側です。住宅にはティッシュやチラシなどを使ったカーテンをつけています。

住宅地側のかどには高めの樹木を植え、樹木越しに写真撮影を行えるようにしています。踏切はまるで複線かのように作成したつもり(?)で、遮断器、警報機は「あちら側」にしか設置せず、撮影時に奥行きを楽しめるようにしています。電柱と街路灯はカトー製の電柱・街路灯 23-215を小加工/塗装し、ゼブラ模様やスクールゾーン、電柱看板などはイラストレータで描いたものをプリンタで印刷し貼ったあと、つや消しを吹き直してコーティング、さらにウェザリングを行なっています。また、最右部の住宅のみ前庭を設け、横並び一直線に緩急をつけました。

公園側の直線から撮影しています。鉄路柵を「こちら側」には設置しないことで、撮影の自由度が増します。

そろそろ各部詳細といきたいところですが、写真も多くなってきましたので、次回に続きます!

ご期待下さい!!


カテゴリ:[レイアウト/ジオラマ ]
著者:鉄道模型部 編集部
  

検索