Nゲージジオラマ作成!3/6「さくっと踏切を作ろう」

鉄道模型部ではお手軽Nゲージジオラマ「夏の田んぼとローカル線を作る」を全7回に分けておおくりしております。第3回の今回は「さくっと踏切を作ろう」です。初心者の方はもちろん、夏休みのお子さんと一緒に作成するなど、楽しんでみてくださいね!

ジオラマ「夏の田んぼとローカル線」完成写真です。

踏切を簡単に自作!「踏み板」はシールで!

今回、以下に手軽にかつ簡単に作ろうかと考えた結果、踏切の踏み板は第2回でもお世話になった木目シール「リアルウッド  サンセットオーク 」を使います。

簡単に木目表現をする時に役立ちます。本来はフローリングなどの傷隠しにつかったりします。

この木目シートはシールになっていてなかなか使いやすいのです!これを長さ2cm、幅10mm程度を2本、幅7mm程度を一本の合計3本を切り出します。

3本切り出した踏み板。切っただけで「木製」っぽいです。もちろん木目はオーバースケール(スケールよりも大きい)ですが…(笑

切り出した3本の幅の広い方が線路の前後、狭い方は線路の中央です。線路の左右は木工用ボンドで固定しつつ、ふわっと軽い粘土(その2「大地と田んぼを作ろう」参照)などでならせば完成です!

踏み板の踏み板が完成です!あれ?なにかおかしい気が…。

失敗!線路の間の踏み板、作業を忘れてます!

じつは完成写真も撮って、この記事を書く時に気が付いて慌てて作りなおしました!線路の間の踏み板が「低い」です。そして「幅が線路ピッタリ」です。今回は走行させませんが、これでは走行時に車輪があたる恐れがあります!

中央の板(シール)を外します。あとで作業しようと思っていたので、、固定していませんでした(笑)外したシールを厚紙に貼り、幅が5〜6mmくらいになるようにします。

線路に固定していなかった(苦笑)踏み板を厚紙に貼って、切ります。

これをこのまま線路におくと、線路を固定する犬釘などの表現があるため、斜めになってしまいますから、厚紙を3mm程度の幅に切って先に貼っておきます。また、木目シールを貼った踏み板の断面は、白いままで目立つのでマジックで塗っておきます。

お手軽を目指す今回のジオラマですから、踏み板の固定は両面テープです。両面テープは乾燥時間がいらずとても便利ですね!

まず線路のあいだに高さを調整するため厚紙を両面テープで貼っておきます。厚紙に貼った木目シートは断面をマジックで塗り、目立たなくします。なお踏切の場所は「フィーダーの位置」にして、陥没部分を目立たなくしています。※完成後の工事のため、情景が大きく変わっておりますm(_ _)m

仕上げはウェザリングマスター!

木目シートのままでは若干光沢がありますので、タミヤ ウェザリングマスター B 87080を使って簡単に艶を落とします。黒と茶色(ススとサビ)でちょちょいと塗っておけば、艶も落ち着きますよ!

木目シートにウェザリングマスターを塗っておくと、艶が落ち着いてよい感じに!
※余談「木目シート」はシールなので、木目シールと書くかシートと書くか悩みます(笑)

さくっと踏切を作る!でしたが、最後の最後に「作業忘れ」が発覚してしまいました。それを含めても、今回の作業は15分くらいでできるかと思います。

次回はバラストを撒いたり地面を作ります!

お手軽ジオラマ作成シリーズ

その1「レールを塗装してベースに固定する」

その2「大地と田んぼを作ろう」

その3「さくっと踏切を作ろう」

その4「バラストを撒いて地面を作ろう」

その5「ジオラマを緑化しよう」

その6「完成編:ジオラマの仕上げをしよう」

 


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