第17回国際鉄道模型コンベンションは2016年8月19〜21日!!
Nゲージジオラマ作成!2/6「大地と田んぼを作ろう」
夏がやってまいりました!鉄道模型部ではお手軽Nゲージジオラマ「夏のローカル線を作る」を全7回に分けておおくり致します。初心者の方はもちろん、夏休みのお子さんと一緒に作成するなど、楽しんでみてくださいね!今回制作するジオラマは「夏の田んぼとローカル線」です。
ダイソーなどの100円均一(略して100均)はジオラマやレイアウトの素材になるものが沢山あります。100均にはジオラマのベースとなりそうな額やお盆などなど様々なものがありますが、今回は「コルクボード」を使いました。大きさは20cm × 30cmです。
なお、ボードの木枠は汚したくないのでマスキンテープを貼って保護しておきます。
今回のジオラマは「お手軽」を目指していますので、レールの間のバラスト撒きをなるべく省こうと、TOMIXの旧製品である茶色いレールを使用します。茶色のバラストを左右に巻いて、レールの間にも少し撒くだけで、ローカル線の雰囲気満点なのです!なお長さは280(280mm)を使っています。いまでも模型店などで中古品が50円程度で入手出来るかと思います。
ベースにレールを斜めに配置しますが、そのままでは入りきりません。このため、マジックなどで印をつけて、金属切断用のニッパーで道床とレールを切ってしまいます。この時、レールをプラモデル用のニッパーで切ろうとすると刃こぼれするだけでなく、ニッパーが折れて怪我をすることがありますので必ず金属用のものを使って下さい。※部員Iは車用に持っているこれを使っています。→KTC (京都機械工具) ニッパー PN1-150-S
鉄製のレールはすぐに錆びます。これはローカル線に限ったことではありません。レール上面は常に車両の車輪と触れているため輝いていますが、車輪と触れない横面は茶色に錆びているのです。
エアブラシなどで塗装する方法もありますが、今回はジオラマ用に1本だけなので筆塗りで行います。
使用する塗料は「水性ホビーカラー H84 マホガニー」で、レールのサビ表現にうってつけです!(部員Iおすすめ)
細い筆で、左右2本のレールの両面、合計4面を塗ればできあがり。この時、レール上面に塗料が付いてもあとで落としますので大丈夫です。また、枕木に塗料が付いてしまっても気にせず、豪快に塗ってしまいましょう。なお、塗料はビンに直接筆をいれずに、塗料皿などに少量づつ出してつかうと、瓶の中の塗料がよごれずにすみますヨ。
レール上面の塗料を落とし、普段車両が走っているようにしますが、それは「お手軽ジオラマ作成!その5」までお待ちくださいませ!
塗装したレールが乾いたら、ベースに固定します。このとき直接ではなく、高さの調整のために厚紙を1枚挟んでいます。厚紙はレールの幅よりも1〜2mm広く切っていて、バラストを撒く量を少しでも減らそうとしています(が、このあと構想が変わり、あまり意味が無くなってしまいました。
切った厚紙をベースに木工用ボンドで固定し、その上にレールをやはり木工用ボンドで固定します。乾くまでは本などを重しにしておくと良いでしょう。部員I愛用の木工用ボンドは速乾で乾燥が速いものの、30分程度は放置しておきます。
「お手軽ジオラマ作成!」その1はここまで!慣れていれば30分もかからないかと思います。
それではまた!