[ミニ貨車] 片上鉄道トラ800(ワンマイル製)が入線しました!

軽便鉄道やローカル線などで使われていた小さな機関車や、客車、貨車はとてもかわいくてたまりません。Nゲージで楽しみたいなとおもっても、その大きさからかHOナロー(1/87スケールで線路はNゲージのものを使っています)の製品はあるものの、なかなか1/150では見つからないのです。

今回はそんなミニ無蓋貨車を製品化してくれた福岡の模型会社「ワンマイル」の「片上鉄道トラ800」をご紹介します!

トラ800(ワンマイル製)はとても小さく、1円玉が大きく見えます。

製品化されたトラ800はとても小さく、魅力的です!このトラ800は平成3年に廃止された岡山のローカル線「片上鉄道」に所属する貨車で、トラ814とトラ840が現存しています。(片上鉄道保存会WEBサイト)片上鉄道を全国区で一躍有名にしたのが「駅長猫」です。いまでは全国にいらっしゃる「猫の駅長さん」ですが、片上鉄道の吉ヶ原駅 駅長「コトラ」さんが元祖なのです!(駅長猫コトラ公式ブログ)なお、猫駅長は片上鉄道の廃線後も活躍していて、展示運転時には来園者の注意をそらし、触車防止を担っているそうです。また、現在ではコトラさんにかわり…。おっと、話をトラ(猫っぽい)に戻します。

トラ800のパッケージには、初代駅長コトラと二代目駅長ホトフの姿が!これを見たら、連れて帰らずにいられませんよね。

パッケージには「初代吉ヶ原駅長猫 現嘱託駅員猫コトラ」さんと、「二代目吉ヶ原駅長猫ホトフ」さんが「こいつら(トラ800)連れて帰ったってな」と宣伝されています。このホトフさんとコトラさんが、片上鉄道の…。

こほん、トラ800ですね。

車輪はプラスチック製です。そこまで動きが悪くは感じませんが、数量を牽引すると影響があるかもしれません。

Nゲージとしてもっとも汎用性のあるアーノルドカプラー装備というのはうれしいところ。下がり気味のため、走行を楽しむには自動開放防止に工夫が必要です。

このトラ800はディスプレイモデルと称され、車輪はプラスチック製です。アーノルドカプラーが装備されていてうれしい反面、下がり気味です。もし走行をメインに考えられる方は、車輪やカプラーの加工も考慮したいところ。なお車番は10種類あるので、10個入りパッケージでどーんといっきに揃えるのが楽しいと思います。部員Iはたまたま立ち寄った模型店で2両を見つけたので…いろいろな意味でラッキーでした。

作成中の銚子電鉄デキ3(ワールド工芸製)と並べてみると、とても似合うことに驚きます。これは楽しいです!

部員Iが現在作成している、ワールド工芸のキット「デキ3」と並べるとこの愛らしさです!遠く銚子と岡山の車両が出会えるのも鉄道模型ならではの楽しみですよね!

それではまた!

片上鉄道 トラ800 (1/150スケールディスプレイモデル) BOX (10個入)

次の記事/前の記事
← 以前の記事
[NEWS]小田急電鉄3/29に「大野総合車両所 親子見学会」開催!
→ 新しい記事
【NEWS】ヨコハマ鉄道模型フェスタ2016が今週末開催
関連記事
Read More

【鉄コレ】国鉄ED14をNゲージ走行可能にする(前編)

Read More

天賞堂「カンタム・システム」で初めるサウンド付き16番!

カテゴリ一覧
モバイルバージョンを終了