【MODEMO】郷愁の東急世田谷線デハ80形

鉄道模型部員Rにとって東急世田谷線は特別に思い入れのある路線です。学生時代はよく小田急線の豪徳寺駅から乗り換えて山下駅から下高井戸駅までデハ80形やデハ150形に乗っていました。今回紹介するデハ80は当時でもすでにかなりレトロな車両でしたが、世田谷の住宅街を抜けるためいつも満員でした。

木製の床と軋むモケット、クーラーもなかったのですが夏の暑い日には前面の窓を開ければ風通しがよく、ときどきアブや蜂が車内に飛び込んできたのを覚えています(笑)。古くからの沿線住民だと「玉電」と呼ぶ方もいますね(かつては渋谷〜二子玉川園を結ぶ玉川電気鉄道の支線であったため)。

デハ80形をはじめとする東急の車両は、路面電車などを得意とする「MODEMO(モデモ)」が製品化しています。ちなみに、モデモは艦船模型や航空機模型で有名なハセガワの鉄道模型ブランドです。

東急世田谷線のデハ80形、実車のイメージよりも少し車高が高い感じもします、車輪のサイズのせいなのでしょうか。

正面方向から見ると割とイメージに近くなります。東急世田谷線の軌間は京王線と同じ1372mm、狭軌と標準軌の中間くらいで馬車軌道とも呼ばれるサイズです。

90年代の山下駅のイメージを思い出しながらストラクチャーを適当に配置してみました。

現在はすべて新造の300形に置き換えられ姿を消してしまいましたが、自分の思い出の光景を鉄道模型で再現してみるというのは楽しいですね。それでは、また。

Nゲージ NT107 東急 たまでん デハ80形 初期/赤電塗装 (M車2輌セット)

次の記事/前の記事
← 以前の記事
【Bトレイン】旅客は乗れないクモヤ143形電車
→ 新しい記事
【KATO】クモハ12鶴見線に室内灯を追加してみた
関連記事
Read More

天賞堂「カンタム・システム」で初めるサウンド付き16番!

Read More

第20回 国際鉄道模型コンベンション(2019)8月16〜18日開催!

カテゴリ一覧
モバイルバージョンを終了