機芸出版社が発行する「鉄道模型趣味(TMS)」の増刊号「Nゲージマガジン」が、12月10日発売の64号で休刊します。Nゲージマガジンは、「Nゲージ」に特化した雑誌で、前身の「PLAY MODEL(1978年〜83年)」がリニューアルし1984年に登場、毎年7月と12月に発行されていました。
部員Iの記憶では、車両改造が多かったようなイメージでしたが、いまではかなりレイアウトよりの雑誌です。たしかにここ最近のNゲージ製品は車番毎、期間限定カラー、◯◯仕様などバラエティに富んでいて、自作、加工主体では難しくなっているのでしょう。
当時、鉄道模型趣味は「あまりにもハイレベル」な方々ばかりで、PLAY MODELやNゲージマガジンは模型屋の良いお兄さんの様な存在でした。「(鉄道)模型はなんでもかんでも買ってきてなんとかするんじゃなく、無いなら無いなりに工作して楽しむ!」ことを教えてくれた雑誌でもあります。
この64号には「休刊」という文字が見つからなかったのですが(TMS上にあります)、特に印象的だったのが裏表紙の「TOMIX」をはじめとする「KATO」、「グリーンマックス」などの広告がなかったことです。(ホビーセンターカトーさまはありました)
Nゲージマガジン、これまでありがとう!
カテゴリ:[ニュース ]
著者:鉄道模型部 編集部