【KATO】旧型電機EF15(標準型)で貨物列車を楽しむ

少し前に中古で購入したKATO(関水金属)の貨物用電気機関車「EF15(標準型)」(品番3062-1)を紹介します。実車は1947年(昭和22年)から1958年(昭和33年)にかけて製造され、客車牽引した電気機関車ほど有名ではありませんが戦後の高度成長期を貨物輸送で支えた名脇役です。世代的には「旧型」と分類されますが、このデッキ付きの勇壮な面構えには今でもファンが多いのではないでしょうか。

模型としては2010年にリニューアルされ、比較的新しい部類に入ります。スケールも見直されて1/150に準拠、旧モデルより一回り小さめになっています。暖地仕様あるいは上越国境を越えるための「ホイッスル・カバー」「スノープロウ」が付いた寒冷地仕様が選択可能です。後者だと「96号機」「97号機」(国府津機関区→高崎第2機関区)のナンバープレートが似合いそうです。また、標準型とは別に最終型(品番3062-2)もありますので、お好みで。

小改造としてKATO純正で販売されている機関車用スポーク先輪(KATO 品番:28-194)に交換してみましたが、スノープロウでほとんど見えませんでした(笑)。暖地型だと先輪が目立つので交換してみるのはよいディティールアップになると思います。

寒冷地仕様のEF15(標準型)です。精密感もあってよいデザインです。少しパンタグラフの造形が大きめかもしれません。

旧型電機はデッキ部分に注目が集まると思うので、カプラーを付属のKATOカプラーに交換しました。

EF15には2軸の黒貨車などがよく似合います。スノープロウを取り外してみましたが、これはこれでスッキリとしたよい造形です。

EF15にスポーク先輪を取り付けてみました。車輪が抜けているのがわかりますがスノープロウ付けると見えなくなってしまいます。

 

 

Nゲージ 3062-1 EF15 標準形

 


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