5/28・29 柏崎トレインアトラクション2016開催!
[週刊マイ3Dプリンター]実践編に鉄道模型部が参加しました!
2016年5月、鉄道コレクション(鉄コレ)に久しぶりにフリーランス車両たちがラインアップされました!追加されたのは「15m級中型電車A」「12m級小型電車B」「凸形電気機関車 貨物列車セットB」で、今回は「12m級小型電車B」をご紹介します。
鉄道コレクション「12m級小型電車B」は、先に発売されていた「12m級小型電車A」のカラー違いで、こちらも架空の鉄道事業者「富井電鉄(トミーでんてつ)」という設定がされているフリーランスです。「フリーランス」とは、実在する特定の車両をモデルにするのではなく、架空の車両や鉄道会社を楽しむジャンルとして古くから親しまれているのです!
パッケージ表面には特に表記がありませんが、裏側には「富井電鉄 路線案内図」があります。これによると富井電鉄には「富井電鉄本線」のほか、「猫屋線」と「犬山線」、「港線」に「薬師線」、そして犬山線の先には「鉱山線」があるようです。また、犬山線 赤坂駅〜本線 富井駅までと、本線 富井駅〜猫屋線 猫屋駅間は、バスでしょうか?自動車線がありますね。
それでは早速車両を見てゆきましょう!
この「12m級小型電車B」には「モ1033」という形式がつけられ、この車両はモ1035となります。もちろん富井電鉄の社章(TOMY!)とともに車体に表示されているのです!
カラーリングは旧製品(12m級小型電車A)では茶色系でしたが、こちらは国鉄気動車を思い出させるもので、部員Iとしてはとてもうれしい追加色となりました。付属品はいつもの鉄コレ同様、展示用ダミーレールです。
動力化には鉄コレの動力ユニット「TM-03(12m級A)」を使用すれば無加工で走行が楽しめます。TM-03は今回の「12m級小型電車B」発売に合わせて再販されたもので、旧製品との違いはパッケージデザインのみ思われます。付属品はウェイトと台車枠(3種)、アーノルドカプラーになります。
早速「モ1033」を動力化していきましょう。ボディを横に広げるようにしながら床板を抜くと、簡単にボディ単体となります。ここに動力「TM-03」をはめ込めばよいのですが、今回は折角綺麗でリアルなダミーカプラーがあるので、これを動力化した車両にもつけてみます!
外した床板にあるダミーカプラーは2つのダボではめ込んであります。床板上部から、爪楊枝などで少しづつ押してゆけば、ダミーカプラーのポケットごと外せます。外したカプラーは、TM-03の同じ位置に同じような穴がありますので、そこに取り付ければOKです。ゆるいので、完全な固定を望む場合にはABS用接着剤を利用するか、ゴム系接着剤で固定しましょう。
ダミーカプラーを取り付けた動力ユニットTM-03をボディーにはめれば完成!となりますが、台車にはめる「台車枠(レリーフ)」なるものを取り付けます。台車枠は「ブリル台車、弓型イコライザ、U型イコライザ」の3種がありますが、12m級小型電車Bで使われている台車に合わせて「弓型イコライザ」を選択しました。こちらも完全な固定にはABS用接着剤を使用します。ゴム系接着剤でも良いのですが、経年劣化が激しく1年も経つとぼろぼろになってしまった悲しい思い出もあり、あまりオススメしません!(個人の感想です)。
そういえば、いつの間にかパンタグラフが変わっていることに気が付かれたかと思います!はい。すっかり忘れておりました!
パンタグラフは標準オプションの「PG13」ではなく、手元にあったカトーの「PS16Bタイプ」を使っています。トミーテック 鉄道コレクショのパンタグラフ穴は車両方向で縦にふたつですが、PS16Bでは横に2つなので0.3mmのピンバイスで穴を開けてはめ込む必要があります。※パンタグラフについて、今後記事にまとめます。
これで無事、「12m級小型電車B モ1033」が走行可能となりました!
鉄コレ標準のダミーカプラーを使って「グレードアップ」したようでむしろそのままなのでは?!といった感じではありますが、素直にアーノルドカプラー化したり、カトーカプラーN化するよりも標準のダミーカプラーのほうが実感的といえるでしょう。もちろん連結しないのであれば、です!
現在てつもぶで作成中のレイアウト「銚子電鉄風」で記念撮影です。富井電鉄の車両が本レイアウトのメイン駅「猫吠駅」に入線です。
猫屋線に犬山線をもつ富井電鉄と、このレイアウトの「猫吠駅」が完璧に被っていることにまったく気が付きませんでした(笑
いかがでしたか?
TM-03はTOMIXのスーパーミニカーブレールにも対応していますから、ミニレイアウトで楽しむには最高の車両のひとつです。
オリジナルローカル線を一緒に楽しみましょう!
それではまた。