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バンダイのBトレインショーティは、コレクションして飾るだけでなく別売りの動力ユニットと台車を装着することでNゲージの線路を走行できるのが魅力です。2015年3月に発売された「N-B4」は、このNゲージ化したBトレインをB4サイズのレイアウトで走行可能にするベースユニットです。乾電池駆動で、いつでもどこでもBトレインのレイアウトが楽しめるというユニークな製品です(※Bトレインでも新幹線など一部の車両は走行できませんのでご注意ください)。
レール道床の内側と外側のプラスチック製プレートは取り外し可能になっていて、このプレートの上に建物や道路など町並みのストラクチャーを配置すれば、お好みの箱庭的なレイアウトが完成するわけです。ですが、プレートが取り外せるとはいえ、そのままではレイアウトは1種類しか作成できません。てつもぶ(鉄道模型部)では、このプレートを交換可能な「着せ替えプレート」にする方法を紹介していきたいと思います。
その前に、まずはレイアウトベースN-B4の中身を確認していきましょう。
着せ替えプレートに利用する素材はB4サイズのスチレンボードで、両面が紙になっているものを使用します。画材店などの建築模型コーナーに置いてあり、厚さも何種類かあります。部分的に高低差を付けたい場合は薄めのものを何枚か貼り合わせて作成します。裏面がのり付きのスチレンボードもあり、ガッチリと固定するためにそれを選択するという方法も考えましたが、交換が難しくなることや取り外し時にレイアウトが歪んで破損する危険性がありますので、今回は接着しません。ただし、スチレンボードの隅が浮いてしまうのが気になる場合には、粘着力の弱い両面テープを使ってスポット的に固定するという方法も考えられます。
スチレンボードは取り外したレイアウトプレートの輪郭をなぞって、その線に沿ってよく切れるカッターで切り出すだけです。ただし、刃物を使いますので子どもがいる場合などは十分に注意したうえで作業します。お約束ですが、てつもぶでは改造にともなう責任は取れませんのであらかじめご容赦ください。
長くなりそうなので、今日のところはここまでにしておきます。次回以降は切り出したスチレンボードの下地処理と塗装、ストラクチャの配置といった手順で進めていきます。レイアウトは構想しているときが一番楽しいかもしれませんね、それでは、また。