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皆様も「週刊◯◯を作ろう!」というフレーズを聞いたことがあると思います。このシリーズで現在発売中の注目アイテムが「昭和にっぽん鉄道ジオラマ」ですっ! 今回、デアゴスティーニ・ジャパン様のご厚意で製品「1号〜3号」を頂戴いたしましたので、早速紹介させて頂きます!
「昭和にっぽん鉄道ジオラマ」は全線高架の新幹線と地上を走るローカル線の立体的で豪華なレイアウトが作れます。もしNゲージ(1/150)で作ったらとんでもないスペースが必要ですが、本シリーズはZゲージ(1/220)のため、1,380mm x 550mmという省スペースで贅沢なシチュエーションが再現できます。完成したレイアウトは3分割が可能で、収納にも配慮されているのがうれしいところ。
都心部には東京駅や銀座和光の時計台、東京タワーなどがあり、ローカル線には学校などが並ぶ…、
その上LEDを使った夜景も楽しめるという変化に富んだ豪華絢爛なレイアウトが完成するのです!
それでは早速見てみましょう! 1号では東京駅のパーツと新幹線のボディーが入っています。このレイアウトパーツと一緒に読み物がついていて、懐かしの鉄道ヒストリーや、パーツのディティールアップ方法などがまとめられています。
1号〜3号で東京駅の駅舎が完成します。この東京駅はわが鉄道模型部部員の友人、3D造形の魔術師 水野操氏(mfabrica http://www.mfabrica.com)が造形されたもので、Zゲージサイズに詰め込まれた各部のディティールやディフォルメは見事としか言いようがありません! しかも彩色済です!
早速東京駅を作ってみると…。意外と大きい! 約32cmの東京駅が完成しました! 思ったより幅があるため、Zゲージサイズとはいえ大迫力です。この東京駅ですがレジンと思われる素材でできているため重く、他のストラクチャーも同様だと思いますので、完成したレイアウトが結構な重量になってしまうのではないかと不安がよぎりました。
ただ重さとパーツの「塊感」からか、破損の心配が少なく感じられ、さくさく作れました。窓や瓦などの細かい造形はさすが水野氏! せっかくですので組み立てマニュアルにもあるように、ウェザリングなどでグレードアップを図ればより一層リアルになるでしょう。
完成した東京駅と1、2号で完成する0系新幹線(0番台)、そしてNゲージの583系を並べてみました。造形が素晴らしいので、建物にはぜひ墨入れやウェザリングをしたいところ。車両やレール、制御システムはZゲージのシステムを展開している「ロクハン社」http://www.rokuhan.comのものなので、走行の信頼性はもちろん、スペアや車両の追加なども安心です。なお、2015年12月現在、ロクハンから0系新幹線は発売されていないため「レア」です(笑)。
パッケージですが、はやる気持ちを抑えきれず、デアゴスティーニ初心者の部員はついつい裏の台紙を剥がしてしまいました…。台紙を剥がさなくても、表が蓋のようになっていて、綺麗にかつ簡単に取れるのでした…。
「昭和にっぽん 鉄道ジオラマ」は全100号。これまでデアゴスティーニのシリーズは「きっと最後まで買えないよー。高いよー」と思っていましたが、実際に製品を見た瞬間「やっすいよなぁ。毎週1,890円かぁ、お昼とか何かすれば、買えるんじゃない!?」と、考えが変わりました(笑)
新幹線の全線高架+キハ52のローカル線。トンネル有り、トラス鉄橋あり、東京駅に東京タワーに和光の時計台。そして電飾まで! 省スペースなNゲージでも実現は難しい、豪華絢爛なレイアウトキット「昭和にっぽん鉄道ジオラマ」、いかがでしたか?現在、購読をかなり本気で悩んでいる部員Iでした!
※デアゴスティーニ・ジャパン様、ありがとうございました!
(あれ?これはまさか…、デアゴスティーニさまの罠だったんでは…?)