【鉄コレ】国鉄ED14をNゲージ走行可能にする(後編)
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群馬の高崎駅を起点とする地方鉄道の上信電鉄は、今年で創業120周年を迎えました。地域の足として活躍するだけでなく、さまざまな旧型車両が見られる生きた鉄道博物館のような路線としても知られています。中でも現役最古の電気機関車として知られるのが「デキ1形電気機関車」です。ドイツ製の凸形ボディは小さいながらも優雅なデザインで、どことなく古き良きヨーロッパの風格を漂わせています。
バンダイからはBトレインショーティモデルとして発売されていますが、実はこのデキ1では全長が「ショーティ」ではなくリアルスケールだというのだから驚きです。もちろんBトレならではの手軽さは健在で、バンダイの「動力ユニット3電車・気動車用 」を用意すればNゲージ走行化できます。
ただし、鉄道模型部にあるデキ1は2013年に発売されたモデルで、緑帯の500形電車先頭車とセットになっています。現在店頭で発売されているのは赤帯の500形電車です。デキ1 も2両の重連で運用されることが多く、いずれも2箱買わないと編成が揃わないという悩ましい商品です(笑)。
変更点について調べたところ、現在発売中のデキ1はツヤあり塗装でデッキ部の銀ラインが塗装済みだそうです。そうなると旧製品も新製品もどっちも欲しくなってしまいますね。
上信電鉄では国鉄テム300形の同形車であるテム1形という小さな2軸貨車をデキ1で牽引していたそうですが、あいにくそのモデルは持っていません。雰囲気が近い小型の2軸貨車「ワフ1・ワ115」が鉄コレの中古でありましたので並べてみたらとても雰囲気が出てきました。現在発売中のKATOワ12000でも似合いそうです。
上州ののどかな平野を駆け抜ける旧型電気機関車、夢があっていいですね。それでは、また。