【Bトレイン】ちょっと昔の京王6000系旧塗装を懐かしむ

先日、京王れーるランドの保存車両を見たため、ちょっと昔の京王線の車両が気になり始めてしまいました。スケールモデルだと揃えるのは大変ですが、Bトレインなら比較的簡単に集められるのがよいですね。今回ご紹介するのは旧塗装の京王6000系です。京王線としては初のBトレイン製品で、2003年発売のかなり古いモデルとなります。

実車は1972年から1991年に合計304両が製造された通勤車両で、 2011年まで運用されていました。事業用車に改造されたデワ600形は最近まで残っていましたが、これも9000系ベースのデヤ900形の登場で置き換えられてしまい、いまでは廃車を待つ身です。前述の京王れーるランドに先頭車のデハ6438と運転台のカットモデルが残されているのは救いといえるかもしれません。

ただ、やはり京王6000系は現行新塗装の赤と青のラインよりも1970〜80年代のベージュにえんじ色のスッキリとした一本ラインのイメージが強いです。丸っこかった5000系とは対象的な直線的なデザインで、左右非対称の前面窓などが印象的です。京王初の20m級車体で急行や特急運用の颯爽とした雰囲気の記憶があります。

京王6000系の旧塗装、えんじ色の帯が懐かしいです。京王社紋は新しいロゴになっていますが、個人的に6000系は「K.T.R.」ロゴのほうがしっくりときます(笑)。

組立済みの中古品で比較的新しい集中クーラーのモデルが選択されていました。分散クーラータイプや3両編成を再現できる前パンタの屋根パーツも付属しているはずなので、機会があればバリエーションを増やしてみたいと思います。

都営線乗り入れの京王6000系と千代田線乗り入れの小田急9000系の並び。永山から多摩センターの間ではこんな光景がかつては見られました(方向幕はあってませんが)。

維持コストの問題で全面塗装が必要な鋼製車体の電車は姿を消しつつありますが、やはり色彩で個性を主張できた頃の車両は華がありますね。それでは、また。

Bトレインショーティー 私鉄シリーズ 京王電鉄 6000系 2両セット

 


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