【Bトレイン】元祖湘南カラーの国鉄80系電車
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関東私鉄特急といえば、小田急ロマンスカーが有名ですが、西武鉄道のレッドアロー号を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。5000系レッドアローは、昭和44年に登場した西武鉄道の特急形車両です。 1993年に登場したNRAことニューレッドアロー10000系と順次置き換わり、95年には完全に引退してしまった5000系ですが、「レッドアローといえば5000系」というファンも多い車両です!(現在、富山地方鉄道に譲渡されたレッドアローの車体は16010形電車として活躍中です。)
御存知の通り、Bトレインでは西武10000系 ニューレッドアローがモデル化されていますが、5000系はありません。そこで、グリーンマックス(GM)の往年のキット「西武5000系レッドアロー 6輌セット」を切断・結合し、Bトレインショーティー化してみました。
部員Iは同じキットを小学生の頃に作ったのですが、先頭車両の塗り分けがまったくもってうまく出来ず、いつかリベンジしたいと思っていました!ちなみに当時販売されていたTOMIX製の5000系はライトケースの塗装がされていないなど、シルエットは素敵なのですがレッドアローっぽさがなかったのです。(その後KATOからキリッとした10-1207 西武鉄道5000系レッドアローが発売されました。)
作り方はグリーンマックスのキットをそのまま組むのとほぼ変わりませんが、やっぱり先頭車の塗り分けが大変でした。アップにするとよれよれですが、肉眼では「いい感じ!」です! 側面板と屋根を切ってつなぐのですが、勢いで切ってしまったため、切断面が斜め!寸法が足りない!などの自爆トラブルに見まわれ、もっと丁寧にやればよかったと反省しつつ、勢いをとめることなく前進しました。
塗装塗り分けは(うまくいったかはさておき)こだわりました!車両側面、メインのラインは幅が2mm、側面上部が1mm、先頭車運転席窓のサイドが1mm、正面の赤ラインは1mmちょっと(1mmを2枚ずらして重ねてます)で塗装しています。 今回、塗装の順番を悩みつつおこなったのですが、結果的に順番を間違えました。
失敗?>屋根→ラインの赤→前面コルゲートのシルバー→アイボリー
の順番で塗装しましたが、途中問題が。前面コルゲートの周りは色々な模型や作例をみていると、赤に塗っているのが散見されるものの、ここは「アイボリー」が正解です。したがって、赤を吹く前にまずシルバーを塗装しマスキング、その後ラインの赤→マスキング後アイボリーが正解かと思います。
正解?>前面コルゲートのシルバー→屋根→ラインの赤→アイボリー
なお、レッドアロー作成に使用した塗料は以下のとおりです。全体塗装のあとに前面の西武鉄道マークや窓枠を塗り、最後にセミグロスクリアで保護しています。
床板は暫定的にキットの台車取り付け部分のみを切り出して使用。台車はモータ車や他の鉄道模型部の他の車両とあわせるため、KATO 11-098 小形車両用台車 急行電車1を使っていますが、グリーンマックスの台車用の穴を下側からちょっと削ってやるとちょうどピッタリはまりますのでオススメです!台車の動きもスムーズなので安心です。また、レッドアロー5000系は101系などと比べて車体が低いため低車高化も狙えます(が、削り足りませんでした)
このままでは床が適当すぎるので、今後の課題です。 なお、ボディと床板は接着せず、メンテナンスのために両面テープで止めています。動力はKATO 11-106 小形車両用動力ユニット 急行電車1を偶数号車(パンタグラフなし、パンタグラフは奇数号車)に搭載していますので、きちんと自走できます。
ちなみに、先頭車はBトレインショーティーのルール(?)である全長6cmを超えています…。組んでから気が付きましたが前面パーツ分の長さを忘れていたのです…。また、中間車は1mmほど短くなってしまいました…。真上から見なければ101系など他の西武車両とも違和感がないので、まぁ良い…かな、と…(笑
Bトレイン作成のために完成品を切ってしまうのはもったいないと思うかもしれませんが、お手頃価格のグリーンマックス製板キットであれば、工作の修行もかねて楽しく作れるはずです!
Bトレイン化されていない5000系レッドアロー、いかがでしたか?
切断方法などの詳細も、いずれ鉄道模型部にてご紹介させて頂きますね!
早速ですが…、しばし西武池袋線1984を楽しみたいと思います。 それでは!