【KATO】中古の10系客車シリーズと郵便車を入手

中古ショップでKATO(関水金属)の10系客車数両を格安で入手しました。10系客車は国鉄(日本国有鉄道)が設計・開発し、1955年から1965年まで製造された軽量客車のグループで、寝台車や座席車などさまざまなバリエーションがあります。今回手に入れたのはオハネ12、オハネフ12、オロネ10の各客車と郵便車のオユ12です。

ちなみに車両記号の意味ですが、オハネフの場合は32.5t以上37.5t未満の大型車(オ)のB寝台客車(ハネ)で車掌の乗務室がある緩急車(フ)という意味です。なので、今回はB寝台客車2種類と、A寝台客車、郵便車という60年代の夜行急行をイメージさせる編成が作れそうです。もう少し座席車も欲しいところですね。

牽引する機関車はEF58の特急色などが似合いそうですが、手持ちのものがないのでディーゼル機関車のDF50(TOMIX旧製品)で代用していますがなかなかよい感じです。厳密に編成を考証するのも楽しいですが、気軽に組み合わせを選べるのも鉄道模型の楽しみ方だと思います。

オハネ12。B寝台客車は2段ベッドが窓から見えています。かなりのすし詰めだったんでしょうね。

オハネフ12。上のオハネとほとんど見分けがつきませんが車掌室がある(この写真だと左側)ので区別できます。

オロネ10(A寝台)は窓が大きいので中がよく見えます。カーテン加工とシートの塗装は定番改造ですね。

オユ12(ブルー)はかつて全国を走り回っていた郵便車。今では見ることのできない光景です。

TOMIX製のDF50ディーゼル機関車に牽引してもらいました。

後ろから。オロネ10の切妻の断面が20系によく似ています。

オハネフ12のアップ。B寝台ときちんとプリントされています。所狭しと並んだ2段ベッドが往時の寝台客車の雰囲気をイメージさせます。

オロネ10のアップ。こちらの大窓は余裕があっていいですね。ヨーロッパ風の客車をイメージさせます。

オユ12の郵便車は個人的に好みです。茶色(ぶどう色)もありますが、ブルーもいいですね。

改造するとしたらとりあえずカプラー交換と室内灯の設置からでしょうか。寝台車となるとカーテンも付けたくなりますが、焦らずゆるゆると手を入れていきたいと思います。それでは、また。


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