【旅】大井川鐵道でC11トーマスに会ってきた
【Bトレイン】タラコ色のキハ40形+キハ48形
今回はバンダイBトレインショーティの新製品の紹介をします。モデルになったのは昨年リアル「きかんしゃトーマス号」として話題になった大井川鐵道の現役蒸気機関車C11です。物語のトーマスを実車化したものをデフォルメして模型化するというなんともややこしい製品です。キットではC11形227号機と旧型客車(スハフ42+オハ47)の計3両がセットになっています。なお、客車部分だけも別に販売していますので、フル編成を目指す人は実車は7両なのであと3箱必要です(笑)。もちろんショーティモデルですので、本キットだけでも十分にトーマス号の雰囲気が楽しめますよ。
模型としての観点から補足すると、同キットの機関車部分ははほかのBトレインのように別売りパーツで走行化改造はできません。同じ蒸気機関車のD51の際には米国型C型タンク(マイクロエースの旧製品)の動力を改造して無理やり走行化するツワモノもおりましたが、本キットはかなり小型のためその方法での改造は難しいと思われます。特にキャブ部分はかなり手を入れないとモーターが入らないと思います。アルナイン製の標準型Cタンクの動力部分を使えばあるいは? という感じもしますが、1万2000円もする金属製キットですしおいそれとは手を出しにくいです。何かよい代わりの案がないか検討中です。ともあれ、ショーティモデルでも非常にプロポーションのよいC11のキットが出るのは蒸機ファンにはうれしいものです。現在販売中のNゲージのC11はオーバースケール(1/140くらい)のものが主流なので、ファインスケール(1/150)の登場を期待してやみません。